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陰陽の発見

  • 執筆者の写真: 弘陽 松下
    弘陽 松下
  • 2023年1月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年1月8日

「陰陽の発見」


皆様、こんにちは。

或いは、こんばんは。


今回は

陰陽の発見

についてお話をしていきます。


五千年前くらい前の中国のお話です。


人々は集落を形成し、

集団生活を営みながら、

相当な文明を持っていました。



水の補給ができる事が

生活の大きな基盤となるので、


河川や水が湧き出るところの

近くに住んでいたようです。



定住生活を営む上で

一番問題となっていたのが

自然環境の変化だったようです。



住まいや衣服が

現在のようにしっかりしていないので、


雨が続けば水害、


雨が降らなければ干ばつ被害を


毎年のように受けることになります。



同じ様に、暑さや寒さの温度変化は

当然、

暮らしていく上で大きな影響を及ぼします。



当時の人々はいち早く対策を立てるため、


そうした自然の変化を

事前に知ろうとしたようです。



どのようにして知ったか、

というと目視による観察です。



特に

天体の動きを緻密に観察したようです。



天体を観測した結果、


光って見えるもの

(太陽、月、星、など)

は全て動いている、


ということがわかりました。



一方、

星と星の間には何もない空間がある、


ということもわかりました。



この、


光って動いているもの

(太陽、月、星、など)を


陽、



光って動いているものと

光って動いているものの間にある

何もないように見える空間を



と呼ぶようになりました。



「陽」「陰」

という文字や読み方は

五千年前当時にはありませんでしたが、


天体観測の結果から人類は

「陰陽」を発見することになりました。



今回はここまでです。

次回は气のお話をいたします。


皆様の健康のために

精一杯施術させていただきます。


弘陽はり灸院を、

どうぞよろしくお願いいたします。


1月7日

二十四節気:小寒(1月6日~1月20日)

七十二候:芹乃栄(1月5日~9日)

(ゆきわたりてむぎいづる)

五節句:人日の節句


弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽

 
 
 

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