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陰陽とは 2

  • 執筆者の写真: 弘陽 松下
    弘陽 松下
  • 2023年1月28日
  • 読了時間: 2分

「陰陽とは」2


皆様、こんにちは。

或いは、こんばんは。


今回は、前回の続きのお話です。



太陽は陽に分類されますが

形があり目視することが出来ます。


つまり


「陽でありながら陰の性質を併せ持つ」


ということになります。



月は陰に分類されますが、

夜に明るく光ります。


つまり


「陰でありながら陽の性質を併せ持つ」


と言えます。



昼は陽に分類されますが暗い所があります。


「陽の中に陰があり、陰を併せ持つ」


ということになります。



夜は陰に分類されますが明るい所があります。


「陰の中に陽があり、陽を併せ持つ」


ということになります。



この様に


陰陽は

陽と陰という別の属性に分類することはできるが、


陽の中に陰があり、陰の中に陽がある、


というように、


陽と陰を

それぞれ完全に独立させることは出来ず、


陽と陰は

互いの勢力を変化させながら同居している


ということが言えます。



また、


明るいところが暗くなったり、

暗いところが明るくなったり、


昼間が夜に変わっていったり、

夜が朝になり昼になっていく様に、


「陽は陰へ変化し、陰は陽へ変化する」


ということが言えます。



これらは、天地不変の真理である、

と人々は理解したのです。



今回はここまでです。

次回から五行のお話をいたします。


皆様の健康のために

精一杯施術させていただきます。


弘陽はり灸院を、

どうぞよろしくお願いいたします。


1月28日

二十四節気:大寒(1月20日~2月3日)

七十二候:水沢腹堅(1月25日~29日)

(さわみずこおりつめる)

雑節:冬の土用


弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽

 
 
 

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