治療の実際
- 弘陽 松下
- 2020年10月31日
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鍼やお灸は気血を直接動かすことができますので、手数が多くなると、それだけ気血がたくさん動くことになり、場合によっては患者さんの負担になってしまいます。
そうならないようにするために「どの臓腑経絡が問題なのか」を把握し、その経絡に対し施術を行います。
施術を行う経絡が特定できても、何をしても良い、というわけではありません。
外経上には「経穴」が点在し「気血が出入り」していますので、ここに鍼やお灸をすると「臓腑に至っている経絡」を流れる気血の「変動」を「体の外から整える」ことができます。
少ない手数で最大限の効果を発揮するため、「その時の患者さんにとって一番良い経穴」を選んでいます。
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