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昼と夜の長さを基準とした四季の区切り 2

  • 執筆者の写真: 弘陽 松下
    弘陽 松下
  • 2023年6月3日
  • 読了時間: 2分

皆様、こんにちは。或いは、こんばんは。


今回は、

昼と夜の長さを基準とした四季の区切り、

の2回目です。


夏至、冬至、春分、秋分の

二至二分について簡単におさらいし、

二至二分による四季の区切り方を見ていきます。


夏至

太陽が出ている時間が一番長い日です。

陽が最も盛んになる時期を過ぎ、

この日を境に陰が基準となり、

冬至に向かい陰の割合が増えていきます。


冬至

夜が一番長い日です。

陰が最も盛んになる時期を過ぎ、

この日を境に陽が基準となり、

夏至に向かい陽の割合が増えていきます。


春分

昼と夜の時間がほぼ同じになる日です。

冬至から春分は

陽を基準として陰が陽よりも多く、

春分の手前で陰と陽の割合が等しくなり

春分から夏至は

陽を基準として陽が陰より盛んになっていきます。


秋分

夜と昼の時間がほぼ同じになる日です。

夏至から秋分は

陰を基準として陽が陰よりも多く、

秋分の手前で陽と陰の割合が等しくなり

秋分から冬至は

陰を基準として陰が陽より盛んになっていきます。


二至二分による四季の区切り方は

以下のようになります。


春:春分から夏至の前日まで

陽が基準であり、陽が陰よりも多くなっていく時期


夏:夏至から秋分の前日まで

陰が基準となるが、

陽が陰よりも多い時期から

陰と陽が同じくらいになる時期


秋:秋分から冬至の前日まで

陰が基準であり、陰が陽よりも多くなっていく時期


冬:冬至から春分の前日まで

陽が基準となるが、

陰が陽よりも多い時期から

陽と陰が同じくらいになる時期


今回はここまでです。

次回は、

二つの四季の区切り方の二つ目として、

季節の始めを基準とした四季の区切り方、

についてお話をいたします。


皆様の健康のために

精一杯施術させていただきます。


弘陽はり灸院を、

どうぞよろしくお願いいたします。


6月3日

二十四節気:小満

(5月21日~6月5日)

七十二候:麦秋至

(6月1日~5日)

(むぎのときいたる)


弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽

 
 
 

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