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地上の陰陽と气の発見

  • 執筆者の写真: 弘陽 松下
    弘陽 松下
  • 2023年1月12日
  • 読了時間: 2分

「地上の陰陽と气の発見」


皆様、こんにちは。

或いは、こんばんは。


今回は、

地上の陰陽と气の発見、

ということで、

我々が暮らす地球上のお話です。



我々が暮らす地上で観察を続けていると、



太陽が出ている間、


空に星は見えず、


地上と天空は共に明るく、


様々なものは活発に動き回る、


ということがわかってきました。



この太陽が出ている時間は

「陽」

と捉えるようになりました。



また


「明るくなるのは明るくさせる何かがある」


と考え


「活発に動くには活発に動かす何かがある」


と考えるようになりました。



そして


「明るくさせる何か」

「活発に動かす何か」


「陽の气(陽气)」


と呼ぶようになりました。



また、


太陽が沈むと


地上と天空は共に暗くなり、


空には月や星が見え、


昼間活発に動いていたものは概ね静かになる、


ということもわかってきました。



太陽が沈み、

月が昇り、星が現れ、

そして消え、

また太陽が昇るまでの時間を

「陰」

と捉えるようになりました。



そして


「静かにさせるには静かにさせる何かがある」


と考えるようになり



「静かにさせる何か」


を「陰の气(陰气)」


と呼ぶようになりました。



「陰陽」や

「陽气」「陰气」

という文字や読み方は

後世になってできたものですが、


天体と地上の自然変化の観測から、


天空、地上における「陰陽」を発見し


「陽气」「陰气」の概念

を確立することになったのです。



今回はここまでです。


次回は、陰と陽の関係、

というお話をいたします。


皆様の健康のために

精一杯施術させていただきます。


弘陽はり灸院を、

どうぞよろしくお願いいたします。


1月12日

二十四節気:小寒(1月6日~1月20日)

七十二候:水泉動(1月10日~14日)

(しみずあたたかをふくむ)


弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽

 
 
 

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