四つの方位と四つの区分
- 弘陽 松下
- 2023年2月4日
- 読了時間: 2分
「四つの方位と四つの区分」
皆様、こんにちは。
或いは、こんばんは。
今回は、
四つの方位と四つの区分、
というお話をいたします。
この世は
「陰陽」
という二面性を持ち、
「天」「地」「人」
の三つに大きく分類される(三才)、
という理を
天体や自然の観測から導き出したのですが、
改めて
月や太陽や星々の動きをよく観察すると、
一定の動きをしていることがわかってきました。
特に太陽の動きを観察していると、
概ね同じ方向から昇り、
概ね同じ方向に消えて行きます。
ですが、
時期によってズレがある、
ということに気付きます。
また、
このズレが自然世界に大きな影響を与えている、
ということを発見します。
具体的には、
主に中国や韓国、
日本などの緯度の高さの地域において、
春分と秋分の時期、
太陽は、真東に近いところから昇り、
真西に近いところへ沈みます。
夏至の時期には
北東に近いところから昇り、
西北に近いところへ沈みます。
冬至の時期には
南東に近いところから昇り、
南西に近いところへ沈みます。
当時は
東西南北や
南東、北東という名称は
もちろん無かったのですが、
目視による観察と、
同じ時刻の太陽の影を観察することによって、
「太陽の通り道に一定の軌道がある」こと、
「時間により高度が変化する」こと、
「時期により太陽の軌道と高度が変化する」こと
を発見します。
今回はここまでです。
次回は、今回の続きをお話いたします。
皆様の健康のために
精一杯施術させていただきます。
弘陽はり灸院を、
どうぞよろしくお願いいたします。
2月4日
二十四節気:立春(2月4日~18日)
七十二候:東風解凍(2月4日~8日)
(こちこおりをとく)
弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽
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