十二正経 2
- 弘陽 松下
- 2020年11月2日
- 読了時間: 1分
肺・脾・心・腎・心包・肝
は「臓」と言い、陰に属します。
心包は心の代行器官とされるので
肺・脾・心・腎・肝
を「五臓」と言います。
大腸・胃・小腸・膀胱・三焦・胆
は「腑」と言い、陽に属します。
こちらはそのまま「六腑」と言います。
臓腑により陰気・陽気の割合が異なります。
経絡を表す時は
陰気の最も多い臓には太陰
2番目に多い臓には少陰
最も少ない臓には厥陰
を組み合わせます。
陽気が最も多い腑には陽明
2番目に多い腑には太陽
最も少ない腑には少陽
を組み合わせます。
これに「体表で主に巡るところ」を冒頭に
手の太陰肺経
足の陽明胃経
などと表します。
「手の太陰肺経」とは
「肺と連絡し、体表では主に体幹から手を巡る経脈。肺とともに陰気が最も多い」
ということを
「足の陽明胃経」は
「胃と連絡し、体表では主に体幹から足を巡る経脈。胃とともに陽気が最も多い」
ということを表しています。
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