「火と方位と季節の関係」

皆様、こんにちは。

或いは、こんばんは。

今回は、火と方位と季節の関係、というお話です。

地上において

炎や熱を発するものを

「火」と大きく分類するようになりました。

炎や熱は上昇する性質を持ちます。

ゆえに炎や熱は

「下から上に上る作用の氣」

「熱気を生じさせる作用の氣」

を持つ、と理解し、

「下から上に上る作用を持つ氣」

「熱気を生じさせる作用を持つ氣」

は「火の氣」である、としました。

また、南の方位は気温が高く、

一年では気温が上がり

様々なものが一気に成長する時期を

夏と呼ぶようになり、

南の方位と季節の夏は

「火氣が旺盛である」として

「南、夏、は火に属する」としました。

今回はここまでです。

次回は、土と方位と季節の関係、

というお話をいたします。

皆様の健康のために精一杯施術させていただきます。

弘陽はり灸院を、どうぞよろしくお願いいたします。

５月２日

二十四節気：穀雨

（４月２０日～５月５日）

七十二候：牡丹華

（４月３０日～５月５日）

（ぼたんはなさく）

雑節：八十八夜、春の土用

弘陽はり灸院 院長　松下 弘陽