top of page
検索

「土と方位と季節の関係」

  • 執筆者の写真: 弘陽 松下
    弘陽 松下
  • 2023年5月4日
  • 読了時間: 2分

皆様、こんにちは。

或いは、こんばんは。

今回は、土と方位と季節の関係、というお話です。


地上において

野山を含めた大地を

大きく「土」と分類し、


大地は揺らぐことなく、

地中より様々のものを生み出します。


ゆえに野山を含む大地は

「安定させる作用の氣」

「様々なものを生み出す作用の氣」

を持つ、と理解し、


「安定させる作用を持つ氣」

「様々なものを生み出す作用を持つ氣」

は「土の氣」である、としました。


また、中央の土地は

気候が安定し、

穀物など様々なものが地中より生産されます。


一年の中では、

大きくは長夏(夏から秋口にかけての一番熱く湿度が高くなる時期。夏の土用)

を中央とし、


細かくは季節の変わり目、

所謂、土用の時期

(立春、立夏、立秋、立冬、の前18日間)、

を季節と季節の間にある、

ということで中央としました。


これらの時期は

各季節の特徴が安定して一番強く現れ、

様々なものが変化します。


このことから、中央の方位と季節の土用は

「土の氣が旺盛である」として

「中央と長夏、土用の季節は土に属する」としました。


今回はここまでです。

次回は、金と方位と季節の関係、というお話をいたします。


皆様の健康のために精一杯施術させていただきます。

弘陽はり灸院を、どうぞよろしくお願いいたします。


5月4日

二十四節気:穀雨

(4月20日~5月5日)

七十二候:牡丹華

(4月30日~5月5日)

(ぼたんはなさく)

雑節:春の土用


弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽

 
 
 

最新記事

すべて表示
二十四節氣と四季の区切り方 2

皆様、こんにちは。或いは、こんばんは。 今回は、 二十四節氣と四季の区切り方、 の二回目です。 「立春、立夏、立秋、立冬」は 季節の始まりとして 「冬至、春分、夏至、秋分」は 陰陽の割合の推移がわかり易い基点として それぞれ定められ、 合わせて「八節」としました。 更に...

 
 
 
二十四節氣と四季の区切り方

「二十四節氣と四季の区切り方」6月22日 皆様、こんにちは。或いは、こんばんは。 今回は改めて、 二十四節氣と四季の区切り方、 を見ていきます。 二十四節氣は 太陽の動きを観測して定めた 季節と陰陽の推移を表す暦です。 「春分、夏至、秋分、冬至」は 昼夜の長さ、つまり、...

 
 
 
暦のズレ 2

皆様、こんにちは。或いは、こんばんは。 今回は、暦のズレ、の二回目です。 暦のズレについて、 前回よりも少し詳しくお話をいたします。 まず、 二十四節氣で表す一年は何日間であるか というお話をします。 太陽や地球、月など、 星の動きの軌道が正円であることを前提として...

 
 
 

Kommentare


©2020 by 弘陽はり灸院。Wix.com で作成されました。

bottom of page