「北の方位と水」
- 弘陽 松下
- 2023年4月22日
- 読了時間: 1分
皆様、こんにちは。
或いは、こんばんは。
今回は、北の方位と水、というお話をいたします。
十一月と六月の夕暮れ時、
天空においては北の空に特定の星が現れ、
星が指し示す地における北の方位は気温が低く、
寒气を生じ、
様々のものが内に入り
固く閉ざすことにより永らえようとします。
一方で、寒气を生じるお陰で
水は腐敗せず、
清涼を保ちながら静かに流れ、
万物は清らかに、
また緩やかに潤される土地でもあります。
よって、北の方位は、
太陽と月と星の力により
「外から内に入る作用を持つ气」
「清涼にして潤す作用を持つ气」
を特に強く持ち、
地においては「水」に代表され、
故に十一月と六月の夕暮れ時に、
北の空に現れる星を水星と呼ぶようになりました。
今回はここまでです。
次回は、中央の方位と火、というお話をいたします。
皆様の健康のために精一杯施術させていただきます。
弘陽はり灸院を、どうぞよろしくお願いいたします。
4月22日
二十四節気:穀雨
(4月20日~5月5日)
七十二候:葭始生
(4月20日~24日)
(あしはじめてしょうず)
雑節:春の土用
弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽
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