「この世の二面性」と「三つの分類」
- 弘陽 松下
- 2023年2月2日
- 読了時間: 2分
「この世の二面性」と「三つの分類」
皆様、こんにちは。
或いは、こんばんは。
今回は、
「この世の二面性」と「三つの分類」
というお話をいたします。
「この世の二面性」
天体や自然を観測しているうちに、
太陽と月、昼と夜があるように
「この世は陽と陰で構成されている」
という概念が生まれました。
これは
「総ての事物は陽と陰の二面性を持つ」
「この世は陽气と陰气で構成されている」
という理の基になっていきます。
「三つの分類」
暮らしている世界全体を
もう少し詳しく観察すると、
上を見れば
太陽や月や星が巡る「天空」があり、
足元には
広大な「大地」があり、
大地の上には
「人々を含めた様々な動植物」が生存している、
ということに気が付きます。
この世は
「陰陽で構成されている」
と同時に
「天・地・人の大きく三つに分けることができる」
という考えを持つようになりました。
いわゆる
「三才」
という概念が生まれることになります。
「天」は天空、
つまり宇宙を表し、
「地」は大地、
つまり地球そのものを表し、
「人」は
人類を含めたすべての動植物を表しています。
同時に
「天」は
「地」に様々な影響を与え、
「地」は
「人」に大きな利をもたらし、
「人」は
「天」と「地」の法則によって成り立っている、
ということを
観測と経験により理解するようになっていきます。
今回はここまでです。
次回は、
四つの方位と四つの区分、
というお話をいたします。
皆様の健康のために
精一杯施術させていただきます。
弘陽はり灸院を、
どうぞよろしくお願いいたします。
2月2日
二十四節気:大寒(1月20日~2月3日)
七十二候:鶏始乳(1月30日~2月3日)
(にわとりはじめてとやにつく)
雑節:土用の間日
弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽
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