气の発見
- 弘陽 松下
- 2023年1月10日
- 読了時間: 2分
「气(き)の発見」
皆様、こんにちは。
或いは、こんばんは。
今回は、
气の発見、
のお話です。
天体を観察しているうちに
光って動いているもの
を
「陽」
と呼ぶようになり、
光って動いているもの
と
光って動いているもの
の間にある
何もないように見える空間
を
「陰」
と呼ぶようになりました。
ですが、
それぞれを構成しているものは何か、
具体的なことはわかりません。
わかりませんが、
目に見えないなにかが
それぞれを構成している
と人々は考え、
その
「目に見えないなにか」は
「气」
と呼ばれるようになりました。
陰陽と同じように、
「气」
という文字や読み方はありませんでしたが、
气の概念がここで誕生することになります。
もう一度言いますと
天体、
則ち宇宙は
光って動いているもの
則ち陽
と
光って動いているもの
と
光って動いているもの
の間にある
何もないように見える空間
則ち陰
とで成り立ち、
それぞれを構成するものを
「气」
として捉えるようになりました。
ちなみに、
中に「メ」のない「气」と
中が「米」の「氣」は
最初に使われていた漢字です。
「气」は「雲の流れゆく様」を表し、
「氣」は「養い発散する様」を表す、
と云われています。
中に「メ」のある「気」は
戦後の日本で使われるようになった漢字
と云われています。
今回はここまでです。
次回は、
地上の陰陽と气の発見、
というお話をいたします。
皆様の健康のために
精一杯施術させていただきます。
弘陽はり灸院を、
どうぞよろしくお願いいたします。
1月10日
二十四節気:小寒(1月6日~1月20日)
七十二候:水泉動(1月10日~14日)
(しみずあたたかをふくむ)
弘陽はり灸院 院長 松下 弘陽
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